「収入が安定した海外ノマド」になる7つの鉄則
「今は楽しいけど将来が不安」
「収入が不安定で大変」
海外ノマドワーカーと話をしていて、度々耳にする言葉です。
海外ノマドワーカーの多くはフリーランスとして活動しています。
フリーランスは元々、しっかり基盤を整えなければ、収入は安定しません。
海外ノマドが不安定になる最大の原因
僕もフリーランスおよび海外ノマドを始めて14年になります。
やはり僕も、安定性を獲得するには苦労しました。
それは次のような理由からです。
営業がオンラインだけになり、スキルアップの時間も短い
営業がインターネット上でしかしにくく、落ち着いてスキルアップに励みずらい
通常、オンラインとオフラインを使い分けて営業をします。
しかし、海外ノマドでは基本、オンラインでしか営業ができません。
いえ、正確に言えば、旅の中で出会った人々同士の繋がりではできます。
とはいえ、拠点を日本やどこかの国に構えてオフライン営業をした方が効率は良いでしょう。
色々な集まりに継続的に出ることも、直接会って仲良くなるにも効率はさがります。
日本であれば、イベントがたくさんあり、集まりに毎日でも足を運べますからね。
毎日2つ3つの集まりに顔を出す、なんてこともできます。
また、技術的に弱くなりがち、という原因もあります。
やはり拠点をしっかり構えてスキルに没頭できる人と比べると、スキルが劣る場合が多いです。
とはいえ、働く環境を選べることで生産性や創造性を向上させるメリットは確かになります。
なので、常にスキルアップにストイックなノマドであれば、乗り越えられる壁でもあります。
クライアント側もノマドに依頼するのが不安な理由
定住していないとお願いするのが不安。
セキュリティ上、大事な仕事は頼めない。
しかもクライアントや仕事相手から見ても海外ノマドにお願いするのは不安です。
すぐに連絡が取れない可能性があるので不安。
急に仕事をやめて消えてしまうかもしれない。
どんなセキュリティ環境かわからないので、大きな仕事は任せにくいです。
こうした不安があるので、よほどの信頼感がなければ企業側にも負担になります。
一般社会から見ると、ノマドは信頼が難しい相手である認識も数多くあります。
仕事やスキルアップも中途半端で、自分のライフスタイルにしか考えがない。
世の中へ価値を提供するとか、社会に貢献するとか、そんな意識も存在しない。
ただ、自分の欲望を叶えるためだけに生きている我儘な存在。
だからこそ、ノマドには仕事を頼みにくいし、頼むのが不安。
そんな認識がかなり存在することが事実なのです。
働き方を最適化できるが不安も多い
海外ノマドは働き方を自分の好みに最適化できます。
それによって、仕事の効率も格段に上がる人もいるでしょう。
しかし、それでも、拠点を持って仕事に注力する人材には、大半の人が勝てません。
依頼する側、される側、双方にとって最高の状況とは言えないのが現実です。
だから、安い案件だけ任され、経済的に不安になってしまうことも多い。
でも、この不安は覆せる
普通に考えたら、大抵の場合、仕事にとっては不利です。
だからこそ、結果的に将来的な不安を抱えてしまう方も多くいます。
もちろん、僕も例外なくそうでした。
しかし、僕はこの状況を覆すことができました。
だから海外と行き来しながら海外ノマドを14年もやってこれたのです。
今日は、将来に不安なく海外ノマドを続けるための鉄則をお伝えします。
海外ノマドこそ人の繋がりを大事にする
海外ノマドライフを送る上で、人とのつながりは非常に重要です。
新しい環境で生活し、仕事をする中で、信頼できるネットワークを構築しましょう。
そのネットワークが、安定した生活と成功への近道となります。
同じ志を持つノマドとの関係づくりに積極的に取り組みましょう。
これらの人脈は、情報交換や協力の機会を生み出し、孤独感を軽減させてくれます。
人の繋がりを大事にした体験談
僕自身も、インターネット経由でたくさんの人と繋がりをもちました。
実際にあったり、遊びに行ったり、イベントをしたり、一緒にシェアハウスに住んだり。
こうして生まれた繋がりがのちの仕事につながっていったのです。
日本に拠点をつくる
日本での商習慣上、拠点があることは「いきなりいなくならない」証明につながります。
仕事を途中で降りたり、やめたりしないという信頼は、受注率を確実にあげるでしょう。
なんなら、1人法人も1つ作っておくと良いです。
拠点を作った体験談
実際に海外を行き来しながら、日本に拠点を作ってみました。
そして、他のノマドの人とチームをくみ、複数人で事務所を使いました。
すると、クライアントに素性を聞かれた時よどみなく答えられる。
帝国データバンクの調査など受けても、問題なく答えられます。笑
さらに住所をしっかり伝えられることで、信頼も爆増。
他社と比較された時も、勝ち残れる可能性があがります。
仕事にストイックな情報発信をする
自身の専門分野や経験について積極的に情報発信することが欠かせません。
ブログやSNSを活用し、質の高いコンテンツを定期的に発信しましょう。
これにより、自身のブランド価値が高まります。
結果、新たな仕事の機会や協力者との出会いが生まれる可能性が大きく広がります。
また、クライアントの信頼感を獲得する要素の1つにもなるでしょう。
常にスキルアップにストイックな人にほど、仕事を依頼したいからです。
定期的な投稿によって、常に状況を把握できることも重要です。
情報発信をした体験談
ノマドをしながら、情報を発信してみました。
内容は最新の技術情報や自分の仕事に対する考え方などです。
最近のクライアントは、その人のSNSも見ることが多いです。
どんな考え方をしているか、知りたいからです。
なんなら就職活動でもSNSをチェックされることもありますよね。
結果的に、仕事に対して熱意のあるストイックな人と認識されました。
クライアント様の中には、勉強させて頂きますと言って頂けた方さえいたのです。
実績や仕事の進め方なども発信していたので、意思の共有もスムーズになりました。
ついにはフォロワーさんも1万人以上集まりました。
結果SNSマーケティングまで習得できていいことしかありません。
しいてデメリットを言うなら、地道な継続が大変だったことでしょうか。
圧倒的に価値を生み出せるようになる
そもそも、他の追随を許さない独自の価値を提供できることが重要です。
自身のスキルや知識を常に磨きましょう。
クライアントや顧客に対して圧倒的な価値を提供できるよう努めましょう。
これは単なる技術的なスキルだけではありません。
創造性、問題解決能力、そして柔軟な思考力も含みます。
常に学び、成長し続ける姿勢が、長期的な成功につながります。
価値を生み出す力を鍛えた体験談
当然ですが、顧客は何らかの価値が欲しくて仕事を依頼します。
そこで、相手が今回、どんな価値がほしいのかを考えるのです。
売り上げの向上なのか、それとも、認知の拡大なのか。
問い合わせがほしいのか、商品を売りたいのか。
見込み顧客を開拓したいのか、見込み顧客を育てたいのか。
しっかりと相手の抱える問題と、解決策に向き合いました。
そして、それらを解決し価値を提供する力もつけました。
結果、手に入れたのは信頼と経験値です。
相手の問題と向き合い、しっかり考えて価値を提供できる人なんて、少数です。
それだけで価値を感じてくれますし、継続的な案件につながります。
もちろんそのためには、数多くの知識や知見が必要です。
問題解決思考、デザイン思考、マーケティング。
総合的かつ横断的な知識がなければ、問題解決できません。
だからこそ、勉強と実験を繰り返しました。
営業力を上げるため発信力とマーケティング力をつける
海外ノマドの営業力の弱さを補完するには、発信力が必要不可欠です。
ネット上で、自身のサービスや製品を効果的に売り込む能力をつけましょう。
そのためには、強力な発信力と、洗練されたマーケティングスキルが必要です。
具体的には、SNSやコンテンツマーケティングのスキルです。
ターゲット層に響くメッセージを発信する力を身につけましょう。
また、データ分析やA/Bテストなどの手法も活用し、効果的な戦略を立てることが重要です。
発信力とマーケティング力を鍛えた体験談
情報発信の話にもつながることです。
自分自身でサービスを持っていたので、それを売るためにマーケティングしました。
すると、どうやって商品やサービスを売るか「売るスキル」が身についたのです。
それを応用すれば、オンラインだけで案件獲得もそれほど難しいものではなくなりました。
フォロワーさんも増え、自分のサービスも誰かのサービスも自由に売れるようになったのです。
これは、ノマドの僕にとって、ほとんど安定を獲得したようなものでした。
自分でサービスを作る
長期的な安定と成長を目指すなら、自身のサービスや製品を開発することを検討しましょう。
これにより、他人の仕事に依存せず、自らの価値をより直接的に市場に提供することができます。
アイデアを形にする過程で、新たなスキルを習得できます。
さらに、ビジネスの全体像を理解する機会も得られます。
小さな規模から始め、徐々に拡大していくアプローチが賢明です。
自分でサービスを作った体験談
最終的に僕は「仕事をもらわなくても、自分で稼げばいいのでは?」と思いました。
自分でサービスを作って売ったらいいのです。
そもそもマーケティングなどを学んでいたので、自分のサービスがあれば売れます。
そこで、教材のプラットフォームを作り、売りました。
結果、めちゃくちゃ売れました。
1日30万円ほどの売り上げになったのですが、それが数日続きました。
その後も、ずっと定期的に売れ続けたのです。
結果的に、受託案件の収入に頼らなくても、生きていけるようになりました。
おまけにクライアントにも自分のサービスを売ったと言えるようになりました。
もちろん、案件も増えたのは言うまでもありません。
年に1度、スキルアップに注力する1ヶ月を作る
急速に変化する世界で競争力を維持するには、継続的な学習と自己成長が不可欠です。
年に1度、1ヶ月間を集中的なスキルアップの期間として設定しましょう。
この期間中は、新しい技術の習得や、既存のスキルの深化に全力を注ぎます。
オンラインコースの受講、ワークショップへの参加。
関連書籍の徹底的な学習など、自身の将来設計に合わせたスキルを選択してください。
もちろん、そのすべてがあるノマドハウスで、スキルアップすることは最良の選択です。
オンラインコースの提供、ワークショップ、スキルアップのニーズに360度答えられます。
スキルアップ期間を作った体験談
僕は必ず、11月に1度、この期間を習慣づけていました。
海外の物価の安い国で、1ヶ月こもって仕事とスキルアップに集中する。
言うまでもなく、最高の結果を生むことになりました。
1年のうちに技術も情報もどんどん変わります。
たった1年で最新だった技術も陳腐化することだって、多々あります。
特に今のAI時代では、最新をいくら学んでも学び足りません。
だからこそ、1年に1度、1ヶ月集中して巣クリをアップデートする期間は重要なのです。
僕は当時フィリピンにいましたが、今はインドネシアにこもって集中します。
その期間はスキルアップしたり、新しいサービスを作ったり。
とにかく、自分を最新の状態に進化させます。
だからこそ、クライアントから信頼を獲得し続けることができたのです。
これらの経験がノマドハウスの立ち上げにつながった
収入を安定させるノマドになるためには仕組みと習慣が必要です。
そして、新しいスキルや技術に対する探究心や向上心も必要です。
だからこそ、時には立ち止まって、自己研磨に打ち込む時間が重要なのです。
これこそ、僕が10年以上、海外と行ったり来たりしながらノマドを続けられた理由です。
こもって自己研磨やサービス作りをするなら理想の環境で進めたい。
だからこそ、バリ島にノマドハウスを作ったのです。
ノマドハウスでは、クリエイターや起業家のスキルアップや事業拡大を徹底支援します。
まず学習プラットフォームを提供し、幅広い知識や知見を習得できるようにします。
プラットフォームでは下記のような知識、知見を学べます。
ウェブデザイン、プログラミング、情報アーキテクチャ、UIデザイン、UXデザイン、マーケティング、新規事業開発、生成AI、AI動画、動画制作、起業基礎など、常に増えていきます
さらに、格安メンタリングサービス、勉強会やイベントなどをコミュニティなどを提供します。
他にも様々なスキルアップを支援する仕組みで、入居者様のスキルアップをサポートします。
ノマドの世界はもっと面白い
不安定がつきものとされるノマド生活。
僕たちはノマドハウスが、ノマドや起業家が、立ち止まる場所になれたらと考えています。
立ち止まって、自分自身と向き合い、これからのことを考える。
収入のこと、未来のこと、仕事のこと、事業のこと、自分自身が生み出せる価値のこと。
マインドフルネスを活用しながら、自分と向き合い、答えを見つけ出す。
そして、実際に形にして、社会に価値を生み出したり、収益を増やしたりする。
だからこそ、一旦立ち止まって過ごす場所として、ノマドハウスを使う。
ノマドハウスのような場所は、さらに世界を自由に面白くするために必要だと思っています。
なかには、将来が不安定だからこそ面白いと考える人もいるかもしれません。
行き当たりばったりだからこそ、ノマド生活は面白いと。
その考えを否定するつもりはありません。
しかし、その一方で、少しの努力で、もっと人生を楽しめる人も多いだろうなとも思います。
ぜひ、自分と向き合い、より世界を楽しむために、ノマドハウスを活用してみてください。
きっとその先に、もっと面白いノマドの世界が広がるでしょう。